Dramatic Eyelashes

今シーズンは、久しぶりにまつ毛メイクが大復活! 長らく続いたノーマスカラブームは終焉の兆しで、思い切りまつ毛をドレスアップするのが旬のスタイル。「デジャヴュ」を代表するロングタイプ、ボリュームタイプの“塗るつけまつげ”を使って、ランウェイで多くみられた60's、70'sのトレンドフェイスに石田ニコルさんが大変身。トレンド解説と合わせて、旬のスタイルを今すぐモノにして!

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ベージュを中心に、アースカラーがビッグトレンドの今シーズン。クラフト感あるクロシェ編みのワンピースには、70'sの開放的なフィーリングを取り入れた、軽さのあるメイクが相性ぴったり。ポイントはセパレートされた長いまつ毛、そして日焼けしたようなオレンジのチーク。それ以外は引き算してヌーディに仕上げるのが正解。アイラインを最小限にすることで抜け感が生まれ、まつ毛が際立った印象的な表情に。ビューラーはまつ毛の根元にしっかりとかけ、あまりカールさせないのがポイント。目尻を強調すると大人っぽさがアップ!

「あまりカールをつけずにすっと長さを強調したまつ毛は、女性を美しく見せてくれるから大好きです。ヘアはダウンスタイル、リップやアイメイクはヌーディにまとまっていて、全体的にナチュラルだからこそ、長いまつ毛が引き立って目力が生まれますね! このコントラストが今っぽくて、すごくかわいいと思います」

「ランウェイでの70'sスタイルに共通するのが、とにかくまつ毛に強いインパクトがあって、他が引き算されている点。一見強そうなアイメイクでも、アイラインはほとんど引かれていません。まつ毛だけで目元を強調しているから、今っぽいピュアな軽さが生まれるんです。リップもバームでさりげないツヤをオンする程度で十分。それから、そばかすを残すくらいのシアーなツヤ肌に少し日焼けしたようなチークをオンするスタイルもトレンドです。あえてコントアリングせず、余白を残しておくと自由でヘルシーなムードに仕上がります」

この春夏は、どこかレトロポップな60‘sスタイルが今また新鮮に。ビジューがあしらわれたパステルカラーのワンピースには、ガーリーなメイクを合わせて。マットなミントブルーの目元と、シュガリーなミルキーピンクのリップで甘さを表現したら、ドラマティックなまつ毛と意思を感じる眉、ブラックリボンで引き締めてバランスを。少し作りこんだポーセリン肌に、アプリコットピンクのチークでさりげなく血色感をプラスして。60's当時のようにダブルラインやリキッドアイラインで目元を強調するのではなく、上下にたっぷりと塗りこんだボリュームのあるまつ毛メイクを主役に、あくまでも軽やかに仕上げるのが気分。

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「最近前髪をかなり短めに切ったので、コケティッシュなガーリースタイルに挑戦したいと思っているところでした。カールして強調されたドラマティックなまつ毛と、ポップなカラー使い……私にとっては憧れが詰まったメイクです! 『デジャヴュ』の“塗るつけまつげ”はたっぷり液をのせてもナチュラルな印象が残るから使いやすいですね」

イーディ・セジウィックやツイッギーのような、60'sらしいポップなメイクがランウェイで目立っていました。今っぽく見せるなら、まつ毛のボリューム感をとにかくドラマティックにすること。上も下も、どんなに強調してもしすぎることはないくらいです。代わりにアイラインは入れません。アイシャドウも、グレーやブラックなどのダークなものではなく、イエローやミントブルーのような軽やかなパステルカラーが旬。リップはミルキーな青みピンクがぴったり。顔色が悪く見えないよう、肌をドーリーなセミマットスキンに仕上げておくと◎」